独自の噴霧乾燥製法で粉体の仕上がり温度を低温に


PolarDry 静電低温式噴霧乾燥装置

粉体を製造する基本的なプロセスは従来の噴霧乾燥と同じで、微粒子化した液滴を乾燥ガスの中へスプレーし溶媒を蒸発させます。
本製品の独自性は帯電スプレー技術を用いている点で、マイナス帯電する噴霧粒子の水分・溶剤を粒子の外側に、帯電しない成分を中心部に集約させることにより、効率的な蒸発と低温での乾燥を可能にしました。


従来の噴霧乾燥による粒子の乾燥(左)とPolarDryで帯電させた粒子の乾燥(右) 粒子乾燥の比較
従来より効率的な乾燥が可能になったことで、溶媒蒸発時に粒子温度の上昇を伴わざるを得ない『減率乾燥期間』を省くことができ、製品仕上がり時の温度を低温に抑えることが可能になりました。

従来方式による乾燥工程(左)とPolarDryの乾燥工程(右)
乾燥工程の比較

特長

  • 乾燥温度が80℃~と低温のため、加熱による有効成分の変性、分解、消失を最小限に抑えます。

  • 融点の低い材料の製品化に好適

  • 揮発性物質の損失を最小限に抑えます。

  • 電荷出力をコントロールするPWM(パルス幅変調)制御で乾燥と同時に凝集が可能になり(マイクロカプセル化)、別途必要だった設備が不要に

  • 防爆対策として使用される窒素は再利用されるため、排気を最低限に抑え省エネに
    また材料の酸化を防止します。

  • ガスハンドリングから製品回収まで行えるオールインワン構造で、設置面積を取りません。

  • 研究開発から大量生産まで対応可能なラインナップ

  • 酸素濃度が安全レベルを下回ると容器の蓋がロックされる等の安全機能を搭載

製品ラインナップ

001

実証試験用

  • 遠隔バルブ付き1L回収容器
  • 内部が見やすい透明スプレーチャンバー
  • データログ記録機能
004

R&D 製品開発用

  • 遠隔バルブ付き20L回収容器
  • データログ記録機能
  • 静音運転
  • 熱交換器
    (必須、オプション対応可)
  • 定置洗浄スキッド
    (オプション)
032

パイロット生産用

  • 遠隔バルブ付き15L回収容器
  • データログ機能
  • 熱交換器
    (必須、オプション対応可)
  • 供給原料ハンドリングシステム
  • 分離プレナムは脱着容易なスイング構造
  • 定置洗浄スキッド
    (オプション)
  • 連続搬送用空気式/ケーブル式コンベア
  • 静音運転

※その他のサイズにつきましては、最寄りの営業所にお問合せ下さい。


詳細につきましては、カタログの他にFluid Airサイト(英語)でもご紹介しています。