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現在まで数万アイテムのノズルを開発してきました。しかし突き詰めていくとスプレーノズルのベーシックな機構は、液圧だけで噴霧する一流体と液体と気体を混合させる二流体の2種類。スプレーパターンはフラット、フルコーン、ホローコーン、ソリッドの4種類をつくることができます。
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~膜状分裂~
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高圧のノズルから大気中(低圧)に噴射されると液体は膜状に広がり、薄くなった膜は振動によってまず板状に。そして不安定な板状は直ちに液体の表面張力により、柱状となり、さらに引きちぎれて液滴となります。これを膜状分裂といい粒子径は圧力によって変動します。 |
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オリフィス部のキャッツアイ構造やディフレクター構造によりフラットスプレーパターンを形成します。 |
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~内部ベーンの機能~
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流体の一部をノズル内部のベーンによって強制的に旋回させて噴出し、残りの液体はノズル内を直進させます。両者の流れを合成させて形成するのがフルコーンスプレーパターン。 |
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~遠心力の応用~
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インレットから供給された液体を旋回室に流入させ、渦巻旋回力で液体を拡散させてオリフィスから噴出。釣鐘状の液膜を形成するのがホローコーン。円環状のスプレーパターンになります。 |
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